ただいま開催中の企画展「nomad style」では
トルコのキリム、イランのギャッベを中心にご紹介しています。

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キリムは、遊牧民の生活から生まれた手織りの平織物のこと。
その歴史は絨毯より古いと言われ、敷き物や壁掛けなどのインテリアのほか
食料の保管袋やテント代わりにと、様々な用途で使われて来ました。
絨毯のような毛足がなく、冬は暖かく、夏は涼しくと、一年を通じて使えます。

遊牧民の女性にとっては必須のお嫁入り道具で
祖母から母へ、母から娘へと受け継がれてきたもの。
本展でも、50年以上昔に作られたヴィンテージもご紹介しています。
新しく作られたキリムは、色彩の鮮やかさに目を見張りますが
このオールドキリムがまた、色といい手触りといい
熟成された風合いがとっても魅力的なんです。

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さらに、キリムに使われている縦糸と横糸の他に
もう一本飾り糸を織り込んだジジムもご用意。
ジジムはキリムよりも手間がかかるうえ、装飾的な美しさも格別なため
“キリムの王様”と呼ばれています。

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今回は、一緒に展示を企画してくださったLord Handmade Galleryさんが
オリジナル制作されているパッチワークのキリムも大人気。
オールドキリムやカーテン用に手織りされた生地がランダムに配置されていて
リズム感のある楽しいラグとしてお使い頂けます。

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トルコからは、色鮮やかでエキゾチックなムード満点のランプもラインナップ。
お部屋の間接照明の一つに採り入れることで
すっかり気分が変わりそうですね~

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ギャッベは、イランの遊牧民が、放牧している羊の毛に草木染めを施し
自然の風景や動物などをモチーフに織りあげた毛足の長い絨毯。
寒暖の激しい環境で移動生活を送る遊牧民が、地面に直接敷いて使う必需品として
女性が代々、織りの仕事を受け継いできたそうです。

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厳しい環境で育ったペルシャ羊の毛は、弾力に富み、へたりにくいのが特徴。
また、羊の天然の油分が汚れをはじくため
何かをこぼしても拭き取るだけでOKなんだそうです。
外気の影響を受けにくいのも特徴で、やはり季節に関わらず快適に使えます。

まだまだ寒い日が続いている今日この頃。
遊牧民が育んだ暖かい織物を採り入れてみるのもいいのではないでしょうか。

企画展「nomad style」は2/19・火まで(木曜休廊)。
ぜひお立ち寄りくださいませ~