2月14日に開催した「拭き漆」のワークショップは
私たちのほどんどが
実は、漆のことをほとんど分かっていなかった~
というくらい“目から鱗”の体験をした一日でした。

講師を務めてくださった木工・漆作家の藤野雅也さんは
自分自身が全く漆のことを知らないまま
漆を扱うことになった経緯があるそうです。

そんな体験談も交えた楽しいお話を聞きながらの作業は
少人数で行うワークショップならではの良さです。

作業の工程は、まず生漆を刷毛やヘラ、布でまんべんなく塗っていきます。
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次に、塗った漆を紙でしっかりと拭きとっていきます。“しっかり”が肝心!
拭き終わった段階では想像がつきませんが
これが乾いていくに従い、徐々に色味が深く変化していきます。
これは本当に驚きの現象でした~
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ワークショップというと、参加者の大半は女性ですが
今回、嬉しいことに男性も参加してくださいました。
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受講してくださったのは
お料理の仕事をされている方
ギャラリーの仕事をされている方
個展を控えたアーティストさんなど
日頃から漆や漆器に関心をお持ちの皆さん。

講師の藤野さんのお話に興味深く耳を傾け
漆を塗って拭きとり、時間が経つことで色や質感が変化していく様子を
感動をもって楽しんでくださいました。

企画した私も充実~
幸い漆にかぶれる人もいなくて、佳き一日となりました。

講師の藤野さんは、私たちの日常生活に役立つ
とっても優れた漆の性質も教えてくださいました。

漆には非常に強い殺菌効果があり
昔から、器や箸など直接口に触れるものに漆が使われてきたそうです。
黄色ブドウ球菌や大腸菌、 O-157に対しても
殺菌効果があることを立証した実験結果もあるそうですよ。

美しいだけじゃなく、こんなにありがたい性質がある漆。
私たちももっと積極的に、漆器を使っていきましょうよ

藤野さんの漆器は軽くてカタチもユニーク。
和食器はもちろん、洋食器と組み合わせてもサマになります。

カラフルな塗り箸も、食卓を楽しくしてくれそう。
毎年、母の日の贈り物としてたいへん喜ばれているという塗り箸。
少し先の話ですが、なかなかプレゼントを思いつかない方には
ぜひ、お勧めしたいものの一つです。
どうぞお早めにキープしてくださいね

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